不登校・ひきこもりブログ

不登校・ひきこもりに関するお役立ち情報を日々お届けしていきます。

大宮で不登校・ひきこもりの心理カウンセリングをしております、
田村メンタルヘルスケア代表の田村です。

不登校やひきこもりのお子さんは

小さいころより物分かりがよく

わがままを言わず、我慢強く

甘えたりしないというようなタイプが

少なくありません。

 

とてもイイコが多いわけです。

 

しかし、これは本当の自分ではありません。

 

本当は

“やりたくないけどそんなこと言ったら嫌われるからいえないなー”

“いやだなー でも言えないなー”

というようなかんじのことを

思っている時もありますが

嫌われたくないので言い出せません。

 

お子さんによっては、絶対に周りに合わせなければならないと

思っているお子さんまでいます。

 

こういったイイコの中にはインナーチャイルドが

隠れています。

インナーチャイルドは傷つくことにより

生まれます。

ちょっとしたことです。

 

例えばお母さんが兄弟姉妹やお父さん

おじいちゃん、おばあちゃんなどの

病気により看病に追われ、どうしても

本人と接する時間が少なくなってしまった

時などがあります。

そうするとお母さんに迷惑をかけたら

お母さんが可哀想だし、嫌われてしまう。

だから本当は甘えたいし、寂しいけれど

我儘は言えない、我慢しようと子供心に

思うわけです。

 

また家族内において不和がある場合は

自分が我慢して家族の平和を保とうと

するわけです。

 

よって家族の顔色を気にして言いたいことを

言わず平和を保つような発言や行動を

してしまいます。

 

いずれにしてもこのような例の場合

単に我慢して本当の気持ちを

伝えられないので

本当の要求が満たされず

心の底に不満が溜まります。

 

そして本当の自分でないイイコの人生を

歩むことになります。

 

これは家庭内のみならず学校や職場に

おいても“イイコ”としてコミュニケーション

をとったり行動したりするわけです。

 

しかし、本当の自分ではないため、

ストレスがたまり、いつか

限界を越えてしまいます。

 

それがある意味本当の自分になるための

自分の人生を変えるための最大の

チャンスになるわけです。

 

それがお子さんにとっては

不登校でありひきこもりであるわけです。

 

このイイコはなかなかくせもので

簡単にとれないケースが多いです。

 

しかし、粘り強くカウンセリングすることにより

確実に変わることができます。

 

回復した後は誰とも比較する必要のない

自分自身の人生を歩むことができます。

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