不登校・ひきこもりブログ

不登校・ひきこもりに関するお役立ち情報を日々お届けしていきます。

大宮で不登校・ひきこもりの心理カウンセリングをしております、
田村メンタルヘルスケア代表の田村です。

不登校やひきこもりのお子さんの

ほとんどが“心配性”の気質を持っています。

 

これは持って生まれたものなので

変えることができません。

 

そう、うまく付き合っていくしか

ないのです!

 

基本的にこの気質があるとストレスを

溜め込みやすくなるのは事実です。

 

しかし、自分が“心配性”であることを

知り、気質なので変えることができない

ということが受け入れ、うまく

付き合っていこうという気持ちが

あれば少し気が楽になります。

 

その前に、この気質がどういう傾向が

あるかを理解することも大変重要です。

 

この気質の人は脳内で生成される

神経伝達物質のセロトニンが働かず

自信がなく本質的に孤独で不安に

なりやすいのです。

 

大変神経質で起こったことに対し

悪い方にイメージしてしまう傾向が

あります。

 

よって必要以上に心配したり、悲観的に

なりやすいのです。

 

また思い込みが強く、それにより

妄想しやすいという傾向があります。

 

よって不登校やひきこもりのお子さんは、

この妄想により友人やクラス、部活等で

対人関係のトラブルになることが少なくありません。

 

学校の先生や友達とのちょっとしたことで

“自分は先生から嫌われてるんじゃないか?”

“友達みんなから無視されてる”

等極度の心配、不安感により思い込みが強くなり

悪い方、悪い方にイメージしてしまうわけです。

 

どんどん悪い方に妄想し場合によっては、

もう人生が終わったというかんじに

なってしまうお子さんもいます。

 

しかし、確認してみると事実と異なり

妄想だったということも少なくないのです。

 

しかし、心配性は悪いことばかりでは

ありません。

 

大変慎重なため先を見据えて

うまくリスクマネジメントしていくことが

得意だったりします。

 

また他人の大変な状況などに共感

しやすいという傾向もあるんです。

 

この“心配性”があると

親御さんは普通に接していても

 

“自分は本当に愛されているのかな?”

“兄弟と比べて自分は愛されていないん

じゃないか?”

と勝手に妄想し、愛情不足感を持ってしまうのです。

 

あまり心配性でなかったり、もしくは

心配性でないお子さんもいるので

同じ兄弟姉妹でも物事の受け止め方

感じ方は異なるので反応の仕方が

違います。

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