不登校・ひきこもりブログ

不登校・ひきこもりに関するお役立ち情報を日々お届けしていきます。

大宮で不登校・ひきこもりの心理カウンセリングをしております、
田村メンタルヘルスケア代表の田村です。

不登校やひきこもりのお子さんの解決は

初期のころの適切な対応は大変重要です。

 

登校渋りのころ、もしくは突然

完全不登校になる場合でもその前段階で

必ずお子さんがいろいろな形で

メッセージを送ってくるはずです。

 

よって今、初期のころのお子さんを

抱える親御さんには(勿論お子さんが

どのような時期でもOKです)お子さん

への適切な接し方“カウンセリング

マインドを持った接し方”をおすすめ

致します。

 

カウンセリングマインドとは“相手の

気持ちを相手の身になって感じようと

する心の持ち方”ですが、カウンセリング

マインドを持った接し方とは

カウンセリングの理論やスキルを

使ってお子さんとの接し方に活用して

いこうというものです。

 

親御さんがカウンセリングの理論や

スキルを身に付けることによって

お子さんの自立心、社会性

などを養うことが可能です。

 

カウンセリングの理論やスキルを

身に付けるなどと言うと

ややこしくて面倒臭いと思われるかも

しれませんが、そんなに難しい話では

ないのでご安心下さい。

 

カウンセリングマインドを持った

接し方としては下記の4つです。

 

①子供の心の成長とその関わり方を知る

 

②子供の気持ちを受け止める“リスニングスキル”

 

③お子さんの良いと思う性格や言動、考え方、うまくいった

ことなどを認めて褒めて伝える

 

④私表現で気持ちを伝える

 

他にもあるのですが、あれもこれもを

いきなり身に付けるのは厳しいと

思うので4項目にしました。

 

特に①と②は大変重要です。

 

私もカウンセリングをしていくときに

重要視するのはまず①です。

 

また②のリスニングスキルはお子さんの

わかってほしいという気持ちを

受け止めてあげることができるスキルで

不登校やひきこもりのお子さんには

必須です。

 

特にお子さんが話をしてくれなくなった

ときなど、回復するにはこのリスニング

スキルが一番効果があります。

 

しかし、上記の4つは“しっかりした

知識と練習”によってスキルを身に付け

たほうが好ましいと思います。

 

親御さんを見ていてもスキルとして

身に付いていない傾向にあります。
やはり、ご自分ではできていると思ってもできていないことが多いのです。
今までのクセがあるので自己流になってしまうのです。

 

早い時期から正しい知識と練習で

スキルを身に付け実践していくことに

よって解決の期間は短くなります。

 

勿論どの状態でも正しいスキルで実践

すると効果は出ます。

 

そしてこのカウンセリングマインドを

持った接し方は特別な対応でなく

どのお子さんや配偶者、職場などでも

活用でき人間関係が円滑になりますので

大変おすすめです。

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