不登校・ひきこもりブログ

不登校・ひきこもりに関するお役立ち情報を日々お届けしていきます。

大宮で不登校・ひきこもりの心理カウンセリングをしております、
田村メンタルヘルスケア代表の田村です。

不登校やひきこもりのお子さんの中には

リストカットなどで自分を傷つけて

しまうお子さんもいます。

 

自分でもどうしてそのようなことを

してしまうのかわからないけれど

孤独感や無力感などに襲われると

自分を傷つけてしまうわけです。

 

このまま自分は誰からも相手に

されないのではないかという強い不安

 

このまま自分の存在が認められない

のではないかという恐怖心

 

どうしていいかわからない無力感

 

強烈な孤独感や寂しさ

 

等がありますがこれらの裏には

認めてほしい!!

わかってほしい!!

という強い思いがあります。

 

よってリストカットすることにより

家族や周りが自分に注目してくれる

ということがあり、そしてその時には

自分の存在意義が感じられるため

やめられなくなってしまうのです。

 

ここには“心の傷”があり、ある状況に

なると無自覚で自分の思いとは

異なる行動をとってしまうわけです。

 

今回の場合は“自分を傷つけ気をひく”

という心理パターンのひとつです。

 

お子さんは、

このような行動をとることにより

精神のバランスをとっていたので

仕方なかったのです。

 

しかし、このままこれを続けていると

より深く“自分の心”も傷つけてしまう

ことになります。

 

まずはどのような気持ちや

状況になった時、自傷行為をして

しまうのかをお子さんに聴いてみて

ください。

 

通常は強い不安や恐怖心、無力感

孤独感などを感じる時ではないで

しょうか?

 

そしてその感情や気持ちの裏には

認めてほしい!!

わかってほしい!!

という強い思いが存在します。

 

親御さんにアドバイスや意見は

必要ありません。

 

この気持ちを受け止めてあげる

だけです。

 

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