不登校・ひきこもりブログ

不登校・ひきこもりに関するお役立ち情報を日々お届けしていきます。

大宮で不登校・ひきこもりの心理カウンセリングをしています、田村メンタルヘルスケア代表の田村です。

 

お子さんが不登校になると、当然のことではありますが、多くの親御様が不登校の原因について悩まれます。

カウンセリングをしていると、よく親御様がおっしゃるのが、部活での顧問や部員たちとの対人関係、クラスの中でのいじめや対人関係等が、不登校の原因ということです。
しかしながら、それらは不登校の原因というよりは、きっかけということがほとんどです。

なぜなら、よくよく聴いてみると、過去に学校や幼稚園等に行ったり行かなかったり、もしくは、不登校の経験をしているというお子さんが圧倒的に多いのです。

例えば、中学生であれば、小学生のときに不登校の経験や、学校にお母さんと一緒に登校する母子登校の経験があったり、幼稚園のときに行ったり行かなかったり等の経験をしているというようなことです。

これらは、過去にお子さん自身の不登校の根本原因の問題が解決されていないということを意味します。

勿論、行き渋りや不登校は初めてであるというお子さんもいます。
そういったお子さんでも不登校のきっかけと根本原因は異なることが圧倒的に多いのです。

不登校の根本原因として、一つ目は、お子さんの①育った環境、②性格(気質)、③ちょっとした心の傷に起因するものです。そこに親御様の接し方が絡み合ったものです。
そしてもう一つは発達障害によるものです。

不登校の原因は①育った環境、②性格(気質)、③心の傷の3つ全てが複雑に絡み合ったお子さんが多く、次に②と③の2つが該当するお子さんが多くいます。単独というお子さんには会ったことがありません。

まず①の育った環境ですが、これは例えばお子さんが小さい時に弟や妹が生まれ、甘えたい時に甘えられなかったであるとか、お母さんがお子さんのおばあさんやおじいさんを介護していて、やはりお子さんが、甘えたい時に甘えたくても甘えられなかった経験があるというようなことです。
しかしながら、こういったことは、親が悪いわけでも、お子さんが悪いわけでもありませんよね。
仕方ないことですよね。

次に②の性格(気質)ですが、これは、持って生まれたもので遺伝ですので、仕方ないものです。
不登校のお子さんは多くの場合、こだわりが強く、心配性の傾向が強いです。
そして勿論、自分の世界が大好きな傾向もあります。

③の心の傷ですが、これも仕方ないということが、ほとんどです。
この心の傷については、またどこかで記したいと思います。
この①、②、③の全て、もしくは②と③が絡み合ったものに親御様の接し方が絡んだものが多くの場合の不登校の原因です。

接し方の一つの例をあげます。

不登校のお子さんのお母さんは、心配性の方が圧倒的に多いのです。
勿論、愛情はたっぷりあるのですが、そこに心配性が加わって、つい先回りしてしまうお母さんが、少なくありません。

“早く寝なさい”
“宿題はもうやったの?”等

このようにお子さんのことを思ってのことが、残念ながら逆効果になってしまい、お子さんの自立心が養われずに心が折れやすくなってしまうのです。
しかしながら、同じ兄弟姉妹で同じ育て方をしても不登校にならないお子さんがいるのはなぜでしょうか?
それは、上記の①、②、③が異なるからです。
だから、ある意味仕方ないことなのです。

愛情が溢れるばかりの方が多いのは、カウンセリングを通してよくわかっています。
また、親御様の心配性は持って生まれた気質なので、これも仕方ないです。

ただ、今後はお子さんの特性やお子さんに合った接し方を理解する必要があると思います。

それともう一つの原因である、発達障害に関してはまたの機会に記したいと思います。

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