不登校・ひきこもりブログ

不登校・ひきこもりに関するお役立ち情報を日々お届けしていきます。

大宮で不登校・ひきこもりの心理カウンセリングをしています、田村メンタルヘルスケア代表の田村です。

 

お子さんが不登校や学校に行ったり行かなかったりの行き渋りになってしまったら...

不登校のお子さんは勿論のこと、親御様も辛いですよね。

今まで一生懸命、愛情を注いで育ててきたわけですから。

 

しかし、今後は不登校のお子さんと向かい合っていかなければいけません。

やはり、今までにはないストレスがかかります。

 

まず、不登校のお子さんは、低い自己価値感が、不登校によって更に下がり、また学校に行けず親に迷惑をかけているという罪悪感等で負のスパイラルに陥ります。そこにこの先どうしたらいいんだという見通しの立たない状況が拍車をかけ大変ストレスフルな状態になります。

 

そんな不登校のお子さんに対峙するには、親御様のストレスケアは必須です。

 

まず、自分の気持ちを聴いてくれる第三者がいたほうがストレスは軽減します。

お母さんの場合は、ご主人やご両親、兄弟姉妹、友達等でしっかりと聴いてくれる人がいればとてもいいですね。特に不登校のお子さんを抱える親御様は大変、心配性な方が多いですから、なおさらそういった人が必要かもしれません。夫婦の連携といったことを考えるとやはり、ご主人がベストでしょう。しかしながら、現実は皆がご主人と分かち合える方ばかりでないので、ご両親、兄弟姉妹、友達等でも全く問題はありません。

 

また、学校の先生と密に連絡をとることもストレスケアになります。やはり、学校の協力が得られると安心ですよね。

 

親御様は、お子さんが不登校や行き渋りだからといって、好きなことや趣味などをやめる必要はありません。親御様にとってもストレスになりますし、お子さんは、やめることを望んでいません。やめてしまったら、自分のせいだと罪悪感を強めてしまいます。むしろ、親御様は、難しいかもしれませんが、今まで通り楽しく生活することが、大きなポイントです。

 

また、不登校のお子様を抱える親御様は、自覚、無自覚に関わらず、要求が高まる傾向があるので不登校のお子さんに対して多くを望むのはやめましょう。お子さんが良い方向に変化してくると過度に期待してしまい、それが言動にでてしまいお子さんの変化が停滞してしまいます。それによって親御様もストレスがたまりますし、お子さんにとってもマイナスです。

そういった時は、自分の要求が高くはないかと自らチェックしてみて下さい。

 

そして、大事なのは不登校や行き渋りのお子さんの話を聴いている時、ストレスが溜まってくるとイライラしたり、腹が立ったりして話を聴けない時がある親御様もいます。そんな状態で話を聴いても全く効果はないので、その時は、その原因となっている気持ちを整理する必要はあります。親御様のストレスを減らすことは、お子様にとっては大変、有用なのです。

 

また、先が見えないと、大変ストレスフルになります。

しかし、お子さんの現状が変わらないにしても、現在の状態が理解でき、少なからず見通しが立てられると親御様のストレスは、軽減します。それによって、不登校や行き渋りのお子さんにも良い影響を及ぼします。よってカウンセリングによって状態を理解することも大変、重要です。

 

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