不登校・ひきこもりブログ

不登校・ひきこもりに関するお役立ち情報を日々お届けしていきます。

大宮で不登校・ひきこもりの心理カウンセリングをしています、田村メンタルヘルスケア代表の田村です。

 

“明日の準備はしたの?”

“早く寝なさい。朝起きられないでしょ”

“もうお風呂入ったの?”

といったことを日頃、言っていらっしゃる親御様は多いのではないでしょうか?

実はこういった先回りをしてしまう親御様は、心配性な方がほとんどです。

“子どもが思う通りに動いてくれない”ので心配になりつい言ってしまうのです。

皆さん、ほぼ無自覚に当たり前のように先回りしてしまいます。

お子さんに対する愛情はたっぷりあるのですが、やはり心配性のため、つい先回りしてしまうのですが、これが

過干渉や過保護になってしまっています。

お忙しいでしょうし、お子さんのことを思って言ってらっしゃるのでしょうから仕方がない部分もあります。

しかし、先回りを続けていると子どもが知らず知らずのうちに自分で物事を考えなくなる弊害があります。

しかも、多くの場合”うるさいなー”と思いつつ行動したり、反抗して言うことを聞かなかったりするわけです。

いずれにしても、子どもにとっては好ましくない結果になることが少なくありません。

子どもにとっては自分の頭で物を考え、行動するという自立心を養うことが最も大切なことです。

その結果、成功すればいい経験になり自信もつきますし、仮に失敗してもまた、自分で考えて行動すればいいわけです。

むしろ命に関わらない様なことなら沢山失敗して、そこから多くのことを学んだほうが将来的には良いことも多いでしょう。

そしてまた、その心配性は子供にも伝播します。

遺伝するということもありますが、必要以上に失敗を怖れるようになり、簡単にトライできなくなったり、すぐ他人に頼るなど

依存心が強くなってしまいます。

とりあえずお子さんとの会話を一度、見直してはいかがでしょうか?

まずは親御様が自分で気づくということが重要です。

振り返ってみることをおすすめします。

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