不登校・ひきこもり|お子さんがなぜ話をするのか?
大宮で不登校・ひきこもりの心理カウンセリングをしております、
田村メンタルヘルスケア代表の田村です。
人はなぜ話をするのでしょう?
不登校やひきこもりのお子さんはなぜ話をするのでしょうか?
例えばある日、あなたが電車に乗っていたら事故で動かなくなってしまいました。
とても不安な気持ちになったとします。
後日、その話を友達に話す時、一番伝えたいのは不安だったという気持ちなのではないでしょうか?
人は誰かに話をするとき、気持ちが伴わない話はしないんですよ。
例えばきょうトイレに行ったということを話す人はあまりいませ んよね。
100回位行ったのなら別ですが(笑)
なぜなら、トイレに行ったというのはただの事柄で、気持ちが伴ってない(気持ちが動いていない)からです。
話をするということは記憶に残ったものしかしません。
気持ちが伴った、気持ちが動いたから記憶に残ったということです。
楽しかったことは勿論ですが、たとえそれがイヤなことだったとしてもです。
よって不登校やひきこもりのお子さんが話したいことは、楽しかったことや悲しかったこと、不安なこと
頭にきたこと等気持ちや感情が伴ったことです。
そして、その気持ちや感情が大変重要なポイントなんです。
これについてはまた解説しますが、カウンセリングの時、重要視するのはこの気持ちや感情です。
よって、お子さんが話すことは、しっかりと傾聴する必要があります。
勿論、食事がしたい、風呂入りたいといった事柄のみの話もありますが、大切なのは気持ちや感情の伴った話です。
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