不登校・ひきこもり|解決するなら変化を促す声かけの継続を
大宮で不登校・ひきこもりの心理カウンセリングをしております、
田村メンタルヘルスケア代表の田村です。
不登校やひきこもりは適切な働きかけをしないと解決しません。
やはり親御さんの声かけは大変重要になってきます。
特に長期ひきこもりや不登校の場合は変化が少ないので変化を促すためにこちらからの積極的な声かけなどがなおさら必要になってきます。
「おはよう」「おやすみ」「おかえりなさい」「いってらっしゃい」等は必須です。
また朝起きてきたときに「きょうの調子はどう?」と声かけすることも可能です。
反応がある場合は共感して受け止めてあげてください。
そして、質問する際はできるだけ「どうしたの?」「そのことに関してどう思う?」「どういう気持ちがあるの?」「どんな感じ?」等開いた質問にしてください。その方が会話が続きますよね。
勿論、本人からの返答はないケースも多くまた、時には「うるさいなー」といった反応が返ってくる場合もあるとは思いますがそれでも継続していってください。
反応がないのは辛く感じるときもあるとは思いますがお子さんの変化を信じてやっていきましょう。
また部屋にこもっていて声をかけるチャンスがないという方もおられますが必ずトイレなどには出てきますし、食事を持って行ったときに顔は見えなくとも声はかけられますよね。
学校や社会などから離れてしまうと家の中が彼らの社会になるわけです。
そして多くの場合、お母さんとの接点がメインです。
当たり前ですがお母さんとの対人関係が不登校やひきこもりのお子さんの変化を促すカギを握るわけです。
彼らは敏感で繊細です。よって親御さんのことを事細かに観察しているわけです。
言葉は発しなくとも自分のことをどれだけ気にかけてくれているか気にしています。
よって反応があってもなくても継続してやっていってください。
継続しているとある時返答がある場合も少なくありません。
たった一言の返答ではあってもそれは大変貴重な変化になります。
なぜならそういった努力の積み重ねが不登校やひきこもりの根本からの解決になるからです。
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