不登校・ひきこもり|お子さんが主張するようになってきたとき
大宮で不登校・ひきこもりの心理カウンセリングをしております、
田村メンタルヘルスケア代表の田村です。
多くの親御さんから適切な接し方をするようになってから「よく話をしてくれるようになった」
「今まで見せてくれなかったものを見せてくれるようになった」「まめに手伝いをしてくれるようになった」「部屋から頻繁に出てくるようになった」等、多くの声を頂いています。
その中であるお母さんからお子さんが「強く主張するようになってきたけど大丈夫ですか?」という質問がありました。
このお子さんは、多くの不登校やひきこもりの人がそうであるように他人の顔色が気になるイイコです。
よってこの場合「主張できるようになってきた」ととらえるほうがいいでしょう
要は萎縮しないで言えるようになってきたということです。
これはひとえに親御さんの接し方がうまくいっているという証拠です。
まずは家庭内で言えるようになるということが第一歩です。
多くの場合、家庭内で言えないのに学校や社会で主張できるようにはならないわけです。
また、あるお母さんが「わがままが凄くて困る」ということもおっしゃっていました。
しかし、この方のお子さんもイイコです。よってそれも言えるようになってきたと捉えたほうがいいです。
またこの場合、親御さんの反応をお子さんが無自覚で試しているのです。
勿論、わがままの内容にもよりますがある程度可能なことであるなら要望に応えてあげた方がいいでしょう。
不登校やひきこもりの場合、わがままを言ったり、甘えてきたり、強く主張したりは自分を変えていく過程のひとつの特徴と捉えてもいいと思います。解決する過程の通り道ということです。
また、不登校やひきこもりになるようなお子さんは、真面目で優しく、イイコの傾向があるので多少わがままを言ってもそのままずっとそれが続くことはありません。
ご自分のお子さんを信用するということもとても大切です。
この記事へのコメントはありません。