不登校・ひきこもり|お子さんに兄弟がいる場合
大宮で不登校・ひきこもりの心理カウンセリングをしております、
田村メンタルヘルスケア代表の田村です。
不登校やひきこもりのお子さんに兄弟がいて普通に学校に通っている場合や社会参加していることも多いです。
そのような時にもう一人のお子さんが無自覚でいろいろと親御さんの気をひいてくることもあります。
例えば暴言を吐いてきたり、甘えてきたり、場合によってはその兄弟を攻撃するようなことを言ってみたりです。
対応が変わってくるので(これは仕方ないのですが)自分が差別されている感じがしてるのです。簡単にいうと単なる嫉妬です。
このような時は、しっかりと私表現で「お母さん、今○○のことで今は少し時間がとられてしまうけどごめんね。でも○○のことも心から愛しているからね。安心してね」
というようなことを伝えておくといいでしょう。
そして接し方に関してはできるだけ公平にしましょう!!
勿論、カウンセリングマインドを持った接し方が必要です。
そして、当然ご夫婦でよく話し合い協力してやっていく必要があります。
お母さん一人では精神的に参ってしまう可能性がありますから。
また親御さんのご両親や兄弟、友達、カウンセラー等気持ちを聴いてもらえる人がいるとストレスが軽減します。
そして兄弟で親の愛を取り合う場合もあります。
そのような時は「ケンカはやめて!!」とか「何してんの!!」ではなく「お母さんは○○と○○がケンカしているのを見るのは悲しいわ」というような言い方で伝えるといいと思います。
しかしながら、本人の兄弟が行き渋りや不登校になってしまうことも少なくありません。
そのような時、親御さんは本当に大変だと思いますがどうしていったらいいでしょうか?
兄弟も行き渋りや不登校などになってしまった場合、親御さんはどうしていいかわからずパニックなどになってしまうこともあると思います。
このような時、まずは親御さんが厳しい状況ではありますが落ち着く必要があります。
まずは話を聴いてもらう、相談するといったことにより落ち着く必要があります。
親御さんは二人に対応しなければなりません。
何しろ兄弟が共に不登校やひきこもりの場合は親御さんの気苦労は絶えないかと思いますがそこは一人の場合と同様でお子さんたちの自立心を養うべくカウンセリングマインドを持った接し方をコツコツとやり続けるしかありません。
勿論、不登校になってしまった兄弟には始めから適切な対応を続けることができるので、回復が早くなる可能性は充分あります。
できることなら本人の兄弟にも適切な対応をして、行き渋りや不登校にならないようにするのがベストです。
カウンセリングマインドをもった接し方をすれば、本人の兄弟はすごく元気になることが多いです。
なぜなら、普通に学校に行けてる子のほうが、傷が浅いケースが圧倒的だからです。
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