不登校・ひきこもり|解決を早めるために気持ちを聴く その2
大宮で不登校・ひきこもりの心理カウンセリングをしております、
田村メンタルヘルスケア代表の田村です。
子「頭が痛いよー吐き気もあるし...」
お母さん「大丈夫?休む?」
例えばお子さんが朝、学校に行こうとした時にこのような会話があると思います。
これだとyes かnoで終わってしまいます。
このような時は
「頭が痛いんだねぇ 吐き気もあるんだ」と共感した後に「どんな気持ちがあるの?」と聴いてあげてください。
お子さんは「...」という場合もあれば「辛いんだ」とか「悲しい」という場合もあるでしょう。
何も言わないときは仕方ないですが気持ちを言った時は「辛いんだね」「悲しいんだね」と共感してあげてくださいね。
そうするとお子さんは「学校行きたくても行けないから悲しいんだ」と答えることもあるでしょう。
通常”頭が痛い” “吐き気がある” と言われると”病院に行く?”とか”薬飲む?”とかになってしまいますが、気持ちを聴くことによって本人が本当の気持ちに気づくことができます。
自分の気持ちや感情に気づくことがまず重要です。
なぜなら気持ちや感情こそが不登校やひきこもり解決のヒントになるからです。
その感情や気持ちの奥にある本当はこうしたいという本音が明らかになるからです。
勿論、共感がうまくできないと気持ちを言わないこともあります。
しかし、不登校やひきこもりのお子さんは今まで我慢しすぎて生きてきた傾向があるので自分の気持ちや感情がわからなくなっているお子さんもいるので反応はともかく親御さんが気持ちを聴くクセをつけるのもいいことだと思います。
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