不登校・ひきこもり|お子さんが求める心の欲求とは その2
大宮で不登校・ひきこもりの心理カウンセリングをしております、
田村メンタルヘルスケア代表の田村です。
不登校やひきこもりのおこさんは”自分をわかってほしい”という気持ちが極端に満たされていません。
これは親御さんの愛情がないというわけではなくお子さんの求める愛情と親御さんの与える与える愛情のズレがあるということなんです。
親御さんがお子さんの成績が良くなるように塾に通うようにしたり、躾をきびしくしたり、先回りして心配したり、いろいろと生活の中でアドバイスしたりということは多くの場合、お子さんの将来を想う親心からだと思います。
しかし、そういったことは不登校やひきこもりのお子さんにとっては親御さんの意図とは逆にいってしまうことが多いのです。
それはお子さんに依存心が産まれてしまうからなんです。
依存心が強くなると自分で考えて行動することができなくなり多くの場合、親御さんの意見やアドバイスを基に行動します。
しかし、自分が決めたことで行動していない時は成功しても自信が持てず、自尊心が低下する傾向があります。
また不登校やひきこもりのお子さんは”イイコ”が多く、親御さんや先生、友達などの顔色が気になり自分の本当の気持ちが言えないわけです。
依存心が強いのにイイコが強いため”自分の気持ちが言えなかったり” “辛いのに助けを求められない”ことによってストレスがたまってしまうわけです。
多くの悩みは自分の本当の気持ちを伝えられない、コミュニケーションがうまくいっていないことがほとんどです。
解決のために、まずはお子さんが、自分で物事を決められるようになるためお子さんを受け止めてあげてください。
それは違うんじゃないと思うことをお子さんが言ったとしても否定せず共感してあげてください。
それをお子さんは求めているのです。
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