不登校・ひきこもり|お子さんがまだ学校や勉強以外の話なら普通に話せるときは
大宮で不登校・ひきこもりの心理カウンセリングをしております、
田村メンタルヘルスケア代表の田村です。
登校しぶりのころや完全不登校に
なったばかりのころ、お子さんが親御さんと
学校や勉強以外の話ならまだ普通にできることも
少なくありません。
しかし、親御さんはお子さんの
不登校やひきこもりといった経験が
ないためつい
“なんで学校いかないの?”
“早く起きないと遅刻するわよ”
“気合いが足りないんじゃない”
などと言ってしまい、ますます
お子さんが心を閉じてしまうことが
あります。
そしてまた言われるのがイヤになってしまい
話をしたくなくなるという
悪循環に陥ってしまうケースが
よくあります。
お子さんと普通に話せる場合は
リスニングスキルによる効果は絶大です。
(普通に会話できない状態でも効果はありますが
会話する機会が少ないので時間がかかります)
それによって苦しい期間を短くできる
ことは少なくありません。
まず完全に信頼関係を取り戻すため
お子さんが話をしてくることや趣味
好きなこと、興味のある話などを
聴いてあげましょう。
例えば自分が芸能界やアイドル、ゲーム
アニメ等の話に興味がなかったとしても
お子さんが話をしてきたら傾聴
しましょう。
“リスニングスキル”というものは
“相手の世界”の話を聴くことなのです。
お子さんの話をありのままに聴き
“そうなんだ~”と共感して繰り返す
ことによって、お子さんは気持ちを
わかってくれたと感じ心を開きます。
そしてそれが積み重なると信頼関係に
なります。
そしてお子さんの好きなことや
興味のあることなどがわかっているなら
自分からその話を持ちだしても
いいと思います。
親御さんとしては学校や進学、勉強の
話をしたくなってしまうとは思います。
しかし“急がば回れ”です。
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