不登校・ひきこもり|不安反応は仕方ないこと
大宮で不登校・ひきこもりの心理カウンセリングをしております、
田村メンタルヘルスケア代表の田村です。
恐怖する状況になると社会不安障害の
人は“不安反応”が起こります。
これは他人からじろじろと観察され
さらしものになるのではないか
恥をかいたり、屈辱を味わうことに
なるのではないかといった不安を
感じるわけです。
要は他者からのマイナス評価や批判を
恐れるわけです。
また動悸、ふるえ、赤面、発汗、ほてり
下痢など身体症状が発現することも
少なくありません。
身体症状があると“他人に気づかれ
それによってマイナス評価を受けるかも
しれない”という不安が増します。
しかも身体症状はコントロールできない
ものであるためさらに不安は増します。
よって不安が増すことによってさらに
不安反応が大きくなるという悪循環に
なるわけです。
社会不安障害の人はこの不安を感じる
センサーが敏感になりすぎていると
いえます。
“不安”そのものは見通しのつかない状況で
感じるわけでそれ自体は何の問題も
ありません。
しかし、敏感なセンサーのためすぐ
身体症状などの不安反応がでてしまう
わけです。
よってこのセンサーをもう少し感度を
悪くすることが必要になってきます。
よって不安という症状は当面あっても
仕方ないものとする必要があります。
いきなり不安をなくそう身体症状を
なくそうと思っても、思えば思うほど
センサーが反応し悪循環になります。
この記事へのコメントはありません。