不登校やひきこもりのお子さんが親御さんの支援がないと感じると
大宮で不登校・ひきこもりの心理カウンセリングをしています、田村メンタルヘルスケア代表の田村です。
不登校やひきこもりのお子さんには、当たり前というかもしれませんが、精神的な支援が必要です。
人は、同じストレスフルな状況にあった場合、支援があるのとないのでは、精神的に全く異なるのです。
不登校やひきこもりのお子さんはこの先どうなってしまうのだろうという恐怖感や不安、焦り、周りは皆しっかりと自分のやるべきことをやっているのに自分は何で動けないのだろうという罪悪感等でとてつもなく“ストレス”が強まるわけです。そして自分の心の中で激しい葛藤が続くわけです。
お子さんは、そんな自分を
“わかってほしい!!”
“助けて!!”
と心で悲鳴をあげ支援を求めています。
そして親御さんは当然、お子さんのために何とかしたいと必死になっていらっしゃるわけです。
しかし、お子さん自身が
わかってくれない=支援がないと感じる
場合は、ストレスが軽減されず葛藤が続くわけです。
親御さんは、何とかしたいと必死になっているのですが、それをお子さんが感じとれないと逆効果になってしまうのです。
親御さんがお子さんを否定したり、過度にアドバイスや意見を言ったりしている場合は、お子さんの中で
“わかってくれていない”
と感じ、心を開くこともなく、余計にストレスをためてしまいます。
その結果、
“会話が減る”
“部屋にこもる”
といったことになっていってしまいます。
精神的な支援とは、自分の悩みや気持ちを素直に話せる人がいる、わかってくれる人がいる、会うと安心できたり心が落ち着く人がいるというようなことです。
よって、子供の気持ちを受け止める、受け入れるリスニングスキルがお子さんにとっては、とても重要な支援になります。
それによってお子さんが自分自身でいろいろと気づくというところが、お子さんの自立心を養う上でポイントになってきます。
いくら良いアドバイスや意見を言っても気持ちがわかってもらえないならわかってもらえたと感じることができず聞き入れません。
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