不登校やひきこもりのおこさんへの比較のことば
大宮で不登校・ひきこもりの心理カウンセリングをしています、田村メンタルヘルスケア代表の田村です。
不登校やひきこもりのお子さんが言われて辛いのは
“他人との比較” “過去の自分との比較”といった比較のことばです。
「小学校の時の○○ちゃんはすごく 明るくて...」
「昔の○○ちゃんならこんなこと なかったのに...」
不登校やひきこもりのお子さんのような自信のないお子さんは自分の中で、常に自分と周りの人との比較をしてきています。
そして「どうして自分は....」と自己嫌悪に陥り自尊心も低下しています。
そんな中、自分と兄弟や友達、昔の自分と比べられたら、とても精神的に落ち込みます。
多くの場合、親御さんは比較をすることのダメージに気づいておらず、むしろ動かすために言っているのです。
これは、そのような比較をされてむしろ発奮するようなお子さんなら、まだいいのですが、
不登校やひきこもりになるようなお子さんは、大変繊細で、神経質、心配性です。
しかも、親御さんの顔色が気になるイイコが多いので比較のことばは、逆効果です。
また比較のことばというのは、条件付きの愛です。
どんな状態でも“いてくれてありがたい”という気持ちが無条件の愛です。
不登校やひきこもり状態になっている我が子を受け入れてあげてください。
そうならなければお子さんの状態が良い方に向かうことは決してないでしょう。
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