不登校やひきこもりのお子さんの“面倒くさい” “かったるい” の奥には?
大宮で不登校・ひきこもりの心理カウンセリングをしています、田村メンタルヘルスケア代表の田村です。
「あ~めんどい(めんどくさっ)!」
「あ~かったる(かったるい)!」
不登校やひきこもりのお子さんがよく言うフレーズです。
実はこのフレーズの奥には感情があります。
例えば
“これをやったとしてもできるのだろうか?どうなってしまうんだろう”といった
心配や恐れ、不安な感情や
“どうせやってもできないだろう”という
無力感やあきらめの感情です。
勿論、これらのフレーズを言っている本人たちは、そんなことは無自覚で言っています。
さらにこういった感情の奥には“本当はこうしたい”といった本音が存在します。
しかし、それができそうにないから不安や悲しさといった感情が起きるのです。
そして“面倒臭い”や“かったるい”ということばになるのです。
多くの場合は、ちょっとした心の傷からそれらの感情はでき“面倒くさい”や“かったるい”
の奥に潜んでいます。
よって、行動したくても不安や恐れ、無力感やあきらめの感情が邪魔をして行動できないのです。
面倒くさいやかったるいが日常生活のちょっとしたことであれば、たいしたことはないのですが、
重大なことに影響するならそれらの感情は癒したほうがいいでしょう。
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