不登校・ひきこもり|事実と思っている不安は事実ではなかったりする
大宮で不登校・ひきこもりの心理カウンセリングをしております、
田村メンタルヘルスケア代表の田村です。
不登校やひきこもりのお子さんは大きな不安や恐怖に襲われることも多いです。
今現在の状態に納得できず、さらに将来のことを考えたりしても先が見えず不安になってしまうわけです。
しかしながら、本当に事実をみているかということが問題になってきます。
これはどういうことかと言いますと過去のネガティブな出来事やその時のネガティブ感情を通して現実を見ていたり、将来を見ているために実は歪んだ目で事実を見ていることが多いということです。要は人はフィルターを通して物事を見ているため個人によって現実や将来を見る目が異なるということなのです。
皆、少なからずこういった歪んだ目で物を見るということはあると思いますが、特に不登校やひきこもりのお子さんは過去のネガティブ感情が強いことが多くそれが現在の自分の生き方に影響を与えてしまっています。そのネガティブ感情は強烈でまたそういったことが起こるに違いないと思ってしまい目先のことや将来のことに対してポジティブには考えられなくなってしまいます。
そして考えても考えても堂々巡りをしてしまい解決できないわけです。
思考も大切ではありますが思考だけでは解決できません。
まずネガティブ感情に気づき、否定せず受け入れるということが大切です。
プライドが高かったりするとそんな感情を認めなかったり、なかったことにしてごまかしてしまうこともありますが次のステップに進むためにはまずどんなネガティブ感情も認めて受け入れることです。
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