不登校・ひきこもり|お子さんが小学校低中学年の場合 その3
大宮で不登校・ひきこもりの心理カウンセリングをしております、
田村メンタルヘルスケア代表の田村です。
小学校低中学年の不登校の場合
お子さんは心の欲求のベース部分を
満たされることを求めています。
そして、この欲求を満たすにはお子さんが
どんな状態にあろうが存在を認めてあげる
ということが必要になってきます。
そして、そのためにはまずは自らの口で
お子さんに対し心から
“お母さん(お父さん)は○○のことを
愛しているよ、○○がどんな状態で
あっても味方だよ。だから安心して
いいんだよ”
“お母さん(お父さん)は○○がいてくれる
だけでいいんだよ”
というようなことを真剣に伝えてみて
下さい。
心を込めて伝えれば自分の中で
ジーンとくるはずです。
あとはカウンセリングマインドを持った
接し方が重要になってきます。
これはカウンセラーの理論やスキルを
家庭内で利用するというものです。
大変効果的です。
とくに小学校低中学年くらいであれば
これだけで解決することが多いです。
4つの項目をメインで提唱しています。
1、子供の心の欲求を知る
2、リスニングスキル
3、子供の成功体験などを承認する
4、子供に伝えるときは“私表現”で
すべて重要ですが特にリスニングスキルは
その中でも本当に重要です。
これは簡単にできると思っていらっしゃる親御さんも多いようですが、
カウンセリングをしてみると多くの親御さんが練習と実践が
必要なケースがほとんどです。
カウンセラーにとっても基本ではありますが、大変難しく奥深いものであります。
しかしながら、実生活や職場、友人関係
などあらゆる場で役に立つものです。
これについてはまた説明させて頂きます。
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