不登校・ひきこもり|親御さんの気質がお子さんと異なる場合は
大宮で不登校・ひきこもりの心理カウンセリングをしております、
田村メンタルヘルスケア代表の田村です。
“何で部屋でずっと一人でいられるのだろう?”
“何で言いたいことを言わないのだろう?”
というようなことを疑問にもったことはないでしょうか?
それは親子で明らかに気質が異なるからです。
勿論それとは逆に気質が似ていてよく理解できるという場合もあるわけです。
ただよくあるのは母親とお子さんの気質の違いからお子さんがよくわからないというお母さんの意見です。
例えば社交的で明るい気質がメインのお母さんは自分の世界に入り込みあまり周りの人と接触しないでいられるお子さんのことは理解に苦しむわけです。
この場合はまさに正反対の気質になります。
よってお子さんのことがわかるという場合は親御さんも一人の世界が好きであるという自閉気質を併せもっているのでしょう。
また不登校やひきこもりのお子さんでも社交的な循環気質を持ち併せている場合も少なくありません。その場合は問題はありません。
親御さんが社交的な循環気質のみでお子さんが自閉気質のみの場合はお互いに理解しづらいことになるでしょう。
特に社交的な循環気質のお母さんは他人に対して皆自分と同じと考えてしまうことが少なくありません。
この場合は”なんでこの子は...”というようなかんじになってしまうわけです。
そして良くないケースとしては親御さんが話をしすぎて、お子さんが話を聴いているというような逆のパターンの場合です。その場合、お子さんは変化することがほとんどありません。解決するならその逆をやらないといけないわけですから。
やはり人は皆気質が異なるということを理解する必要があります。
そして気質が異なる場合は全く自分と違う場合があるということを肝に命じたほうがいいでしょう。
気質自体は遺伝であるので変えられないし良いとか悪いとかはありません。
よって例え異なっていようがそれは仕方ないしお互いが理解できるように受け入れるしかありません。
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