不登校・ひきこもり|お子さんの問題と親御さんの問題を混同しない
大宮で不登校・ひきこもりの心理カウンセリングをしております、
田村メンタルヘルスケア代表の田村です。
ところであなたは不登校やひきこもりのお子さんの問題とご自身の問題を分けて考えていらっしゃいますか?
“本当にこの子は社会復帰(復学)できるのだろうか?”といった不安
“やはり自分の育て方が間違っていたのだろうか?”といった後悔や罪悪感
こういった気持ちは多くの親御さんが抱えてしまう傾向があります。
それは、仕方ないし当然のことと思います。
時に必要以上に不安になったり自己嫌悪になってしまう親御さんもいます。
こういった気持ちになるのはつらいですよね。
考えれば考えるほど悩みはループしていきます。
しかし、悩んでいるのは、当たり前かもしれませんが親御さん自身です。
よってこれらは親御さん自身の問題と捉えることができます。
ここで大切なのはお子さんが自分の問題を解決していくことと親御さん自身の問題とを分けて考えることなのです。
これらを混同してしまうとややこしくなってしまうことがあります。
例えばお子さん自身は少しずつですが確実に解決の道を歩んでいるとします。
ところが親御さんが必要以上に心配したり焦ったり等で不安定でいるとその言動や雰囲気がお子さんに伝わってしまい解決が遅れてしまうのです。
そしてこれらは明らかに親御さんの問題なのですが親御さんがこれに気づいていればいいのですが気づいていない場合があるのです。
よって親御さん自身が自分の不安や恐怖、後悔、悲しさ等のネガティブな気持ちも認め、受け入れる必要があります。
そして一人で悩まず話したり、相談することが望ましいです。
そしてまた、こういった方の多くは心配性の親御さんです。
ちょっとしたことで心配しやすく、それが続くと勝手に悪い方向に妄想してしまう傾向があります。
ですからまずは自分が心配性であり悪い方向に妄想しやすいことを自覚するとともに確認できるものについては本当にそれが事実かどうかを確認する必要があります。
確認すると事実と違っていたり違うことが多いのです。
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