不登校・ひきこもり|バランスよく考える
大宮で不登校・ひきこもりの心理カウンセリングをしております、
田村メンタルヘルスケア代表の田村です。
Aさんは仕事が早いが雑
Bさんは仕事は遅いが丁寧
Cさんは社交的だが事務処理は苦手
Dさんは対人関係は苦手だが事務処理は得意
当たり前のことですが個人でみたとき、必ず人それぞれ得意技と苦手な部分があるわけです。
完璧な人はいません。
また、個人の人生をみた場合AさんもBさんもCさんもDさんもいいこともあれば、よくないこともあるはずです。
(勿論よくないことから沢山のことを学べますが)
そういったことから全てがいいなんて人はいないわけで、他人はうらやましく見えても、
その人の立場で必ず悩んだり努力しているはずです。
これは人それぞれについてのみならず物事全てに当てはまることです。
物事は全てプラスとマイナスがあるのでそこに目を向ければ、バランスよく考えることができます。
バランスよく考えられるようになると幸せに感じることが多くなっていくと思います。
不登校やひきこもりのお子さんは、カウンセリングをしていると、このバランスを大きくかいています。
例えばあるお子さんは、友達に裏切られた経験がありました。
それ以降、そのお子さんは、“他人を信用してはいけない”といった考えになってしまいました。
そしてそのお子さんは友達に対し、一切本音を言えなくなってしまい、とてもストレスがたまってしまい
対人トラブルにより最終的には不登校になってしまいました。
このお子さんの場合、“他人を信用してはいけない” を “人は信用できる人もいれば信用できない人もいる” と
バランスよく考えることができればいいのです。
しかし、それはこのお子さんにとっては難しいことなのです。
なぜなら“他人を信用してはいけない” という思い込みは心の傷からきているからです。
要は理屈ではわかっていても行動を変えられないのです。
よってイメージ療法を施し、その偏った考えをバランスのよい考えに変えていきました。
それによって、行動を変えることができるようになりました。
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