不登校・ひきこもり|ストレスをためやすいお子さん
大宮で不登校・ひきこもりの心理カウンセリングをしております、
田村メンタルヘルスケア代表の田村です。
人はそれぞれ物事に対する感じ方、受け止め方は異なります。
よってストレスを抱えやすいタイプがいます。
まさに不登校やひきこもりのお子さんは、そのタイプです。
心配性のお子さん。
物事に対して必要以上に心配したり、神経質になる傾向があります。
恐怖感も感じやすいのです。
また思い込みが強く、被害妄想になりやすいタイプでもあります。
事実を確認すると思っていたことと違うことも多いです。
例えば学校の友達の〇〇ちゃんに嫌われたから学校に行くのが憂鬱だというお子さんがいました。
理由を聴いてみると、この間挨拶しても返してくれなかったとのこと。
しかし、確認してみると〇〇ちゃんは気づかなかっただけでした。
このように勝手に自分で妄想し、事実でないのにどんどんネガティブのほうへいってしまう
傾向にあります。
怒りや不安を抱えこみやすいので親御さんがしっかりと話を聴いてあげることが
ケアになります。
しかし、親御さんが心配性の場合も多く、その場合、他の人に話を聴いてもらったり、
相談できるといいですね。
実は、私もこの心配性に当てはまります。
最近はかなりケアできていますが、以前はちょっとしたことで必要以上に不安やパニックに
なっていました。
もうひとつは完璧主義、こだわり主義のお子さん。
以前、書いたように、このタイプのおこさんは大変、真面目で誠実、
そして自分の責任をしっかり果すタイプ。
素晴らしい長所です。
しかし、自分にも他人にも完全を求めるため、大変ストレスを抱えやすい傾向があります。
また、他人からの要求にも何とか応えようと頑張ってしまいます。
よって不登校やひきこもりのお子さんが、学校や社会で友達や同僚に要求を高め、
違う言い方だと多くを期待し、それに応えてくれないことから幻滅して対人トラブルを
起こしてしまったりするケースも少なくないのが現状です。
自分にも他人にも“そこそこ”で満足できると楽になりますが、
まずはお子さんが、自分の気質を自覚できるといいですね。
そして自分とうまく付き合っていくことが重要です。
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