不登校・ひきこもり|お子さんとの会話が広がる問いかけ方
大宮で不登校・ひきこもりの心理カウンセリングをしております、
田村メンタルヘルスケア代表の田村です。
お子さんに何か問いかけるときは
できるだけお子さんが気持ちや考えに
ついて自由に答えられる“開いた質問”を
使いましょう。
これだと会話が続くだけでなくお子さんの
現在の情報や状態もよくわかるという
大きなメリットがあります。
“どう思う?”
“どんな感じ?”
“どんなことが気になるの?”
“どうしたの?”
“部屋を片付けないのはどんな気持ちが
あるの?”
というような質問です。
それに対し“閉じた質問”はYESかNOで
答えることができたり、限られた答えを
求める質問です。
これだと会話が続かないうえ、あまり
考えなくても答えられるのでお子さんが
自分の気持ちに気づきことがありません。
これはお子さんに何か確認したい時
などにはおすすめです。
“明日の準備はしたの?”
“おやつ食べる?”
“どうして(なんで)部屋を片付けないの?”
というような質問です。
日頃の会話で“閉じた質問”から
“開いた質問”に変えることにより
話が広がり情報が沢山得られるように
なります。
そういった例を下記に示します。
「何かあったの?」
→「どうしたの?」
「最近調子いい?」
→「最近はどう?」「最近はどんな
かんじ?」
「なんでお風呂入らないの?」
→「お風呂はいりたくないと思うのは
どんな気持ちがあるの?」
「なんでそんなことするの?」
→ 「そのことについてどう思ってるの?」
「今日は塾で何があったの?」
→ 「今日の塾はどうだった?」
「どうして○○するの?」
→「○○するのはどんな気持ちがあるの?」
「言ってることわかった?」
→「話を聞いてどう思った?」
このように開いた質問に変えることにより
いろいろな答えが返ってくる場合も
多いと思います。
それに対してはリスニングスキルを
使って下さい。
話をよく聴き、共感的繰り返しです。
この記事へのコメントはありません。