大宮で不登校・ひきこもりの心理カウンセリングをしております、
田村メンタルヘルスケア代表の田村です。

なぜ不登校やひきこもりのお子さんの親御さんが話を聴く態度が大切かというと本人が安心安全な雰囲気を感じ話がしやすくなるからです。

話を聴いてくれている、気持ちがわかってくれていると感じると嬉しくなります。

そしてもっと話したくなるわけです。

そして安心安全な雰囲気の中で話をすると本人の右脳が働き直感で自分の本当の感情や気持ち、求めているものに気づいたりりするメリットがあるわけです。
それが本当に重要なことなのです。

例えば親御さんは日頃、いろいろとお忙しいし大変なので、大切な話を聴いている時に何かしながら話を聴いたりすることなどがあります。その場合は、お子さんはわかってくれていない感じがして話そうという意欲がそがれます。

やはり本人は真剣に話をしているので、できる限り顔と体は本人の方に向けて話を聴いてあげて下さい。

また体や顔はしっかり本人の方を向いているのですが顔の表情が硬かったり、曇っていたりとかの場合も少なくありません。勿論親御さんの調子の良し悪しもあるのは当然ですし、いつも柔らかい表情で聴くのは大変かと思いますが可能な限り話の内容に合った表情で聴いてあげてください。

そして、本人の話の内容に合ったうなずきも重要です。
話のポイントでしっかりうなずくことで話を聴いてもらっていると感じ話がしやすくなります。また話の内容によってうなずきの強弱も変わってきます。
本気で話を聴こうとすると自然とそういう形になると思います。

上記のような態度で話を聴き、安心安全な雰囲気を作ってあげてください。

それが早期解決に結びつきます。