不登校・ひきこもりブログ

不登校・ひきこもりに関するお役立ち情報を日々お届けしていきます。

大宮で不登校・ひきこもりの心理カウンセリングをしております、
田村メンタルヘルスケア代表の田村です。

「何を考えているんだー」
「自分には理解できないことするなー」
「変わっているなー」

と親御さんが不登校やひきこもりのお子さんに対して感じる場合があるかもしれません。

これらは多くの場合、親子の“気質”の違いが関与しています。
この”気質”を理解して気質の違いを知ることは大変重要なことです。

それによって親御さんが納得でき、対応の仕方を変えることができるからです。

そして、それが早期解決につながります。

まずはこの気質ですがこれは持って生まれたものなので変えることができません。
よってうまく付き合っていくことが大切なのです。

基本的に不登校やひきこもりのお子さんのメインとなる気質は多くの場合、自閉気質です。
この気質は自分の世界を大切にし、独特の世界観を持ち大変個性的な人が多い傾向があります。

いわゆるアーティストタイプです。

そして大変繊細で他者の気持ちを察することにたけています。そして自分の時間を持てないと苦しくなったりします。
他人との競争には興味がない傾向があり、自分の好きなことを追求していくことが大好きな傾向があります。

まさに不登校やひきこもりのお子さんの気質ですね。
この気質がなければほとんど誰にも会わずにいられないですよね。

これと正反対、常に人と会って話していないと寂しいという親御さんからは理解しづらいと思います。10年近くひきこもりをしているなんて考えられないと思います。

しかし、それが気質の違いです。
全てが自分と同じと思わないことです。

そうそう、それと大事なことなんですが気質にいい悪いは全くありません。
よって理解してうまく付き合っていくことが大切なんです。

またメインとなる気質はいくつも持っている場合があります。
例えば社交的な気質である循環気質をもっている親御さんでも自閉気質を持っている場合は自閉気質を理解できると思います。

不登校やひきこもりの人でも社交的な循環気質を持っている場合があります。
しかし、現在はそれが発現していないだけの話です。

気質はストレスをひきおこすものもあります。
ただ単に自閉気質があるだけでは不登校やひきこもりにはなりえないでしょう。
そこのところはまた次回に...

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