不登校・ひきこもり|お子さんが諦めるという気持ちが強い場合
大宮で不登校・ひきこもりの心理カウンセリングをしております、
田村メンタルヘルスケア代表の田村です。
“自分はもう無理だ”
“自分なんて...”
“どうせやっても...”
不登校やひきこもりのお子さんによくみられるのが”あきらめ”です。
危険なのはこれが根付いていると長期化する恐れがあります。
一般的に不登校やひきこもりのお子さんは自信がなく自尊心が低下しています。
そして更に多くが”罪悪感”を持っていたり”諦めている”気持ちを持っていたりします。
罪悪感に関してはまた解説しますが今回はこのあきらめるということに関してです。
このあきらめるという気持ちは幼少期や過去において、本人が何かを達成しようとかこうしたいと思って行動したけれどうまくいかず無力感などを味わい傷ついた体験などからきています。
しかも本人ももう忘れてしまっているケースがほとんどですが潜在意識の中にはその気持ちが強く残っています。
そして不登校やひきこもりになり、親御さんの適切な接し方により自分が他者から大切にされたいという心の欲求のベース部分が満たされて、今度は自分を変えたいと思って行動したけれどやはりうまくいかず、無力感を感じあきらめるという気持ちが余計強くなってしまい、悪循環に陥るということになってしまうということが少なくありません。
何しろ本人が諦めの気持ちが強いのだから問題です。
もう解決することをあきらめてしまっているのですから。
こうなってしまうと潜在意識の問題なのでなかなか簡単には解決しません。
親御さんの接し方のみでは難しいケースが多いと思います。
勿論スモールステップでやっていき小さい成功体験を積み重ねるということは基本になりますが、カウンセリングによって行動パターンや思考パターンを変えていくのは大変有効になります。
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