不登校・ひきこもり|長期ひきこもりや不登校の解決にはより細かい観察が大切
大宮で不登校・ひきこもりの心理カウンセリングをしております、
田村メンタルヘルスケア代表の田村です。
“きょうはいつもよりご飯食べたわ”
“最近笑顔が見えるようになった!!”
“前より会話が続くようになってきたわ”
等いい方向への変化は大変嬉しいですよね。
不登校やひきこもり解決には、当たり前ですが親御さんによるお子さんへの観察は大変重要になってくるわけです。
この観察なくして解決はありえません。
しかし、長期ひきこもり・不登校の場合、大きな変化が少なくなってきます。
よって親御さんもお子さんの変化を見逃してしまうことがあります。
例えばお子さんが部屋にこもって出てこない場合などは、なかなか観察といっても難しいかもしれません。
しかし、部屋にいままでなかった”社会人のマナー”の本がいつの間にかおいてあったとか、わずかではあるが返事の声が大きくなった、声のトーンが高くなってきた等小さな変化を見逃してはなりません。
以前、ひきこもりのお子さんが高認(高等学校卒業程度認定試験)に合格したのをかなり後になって知ったという親御さんがいました。
このお子さんは素晴らしいと思いますが、この対応であるとまず解決への道のりは遠のいてしまいます。
長期の不登校やひきこもり解決には残念ながらそれなりの時間がかかってしまう傾向にあります。
当然、お子さんの変化もゆっくりになってしまいます。
しかし、しっかりした対応を続ければ確実に解決への道になります。
逆に言うならしっかりした対応を続けるなら確実に小さな変化があるはずです。
そこで対応が間違っていないことを確認しながら続けていくことが大切になってきます。
もしその変化がどういったものかわからない場合はできるだけ相談したほうがいいでしょう。
まずは何しろ変化に気づくということが最初です。
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