不登校・ひきこもりブログ

不登校・ひきこもりに関するお役立ち情報を日々お届けしていきます。

大宮で不登校・ひきこもりの心理カウンセリングをしております、
田村メンタルヘルスケア代表の田村です。

お子さんが“わかってもらえた”と感じる

気持ちを受け止めるには大変有効な

“リスニングスキル”ですが、話を聴く時

そもそもなんで

“気持ち”や“感情”を中心に

聴かなければならないのでしょうか?

 

実はこれは大変重要なことなんです!!

まず人が話をするとき、その話は

“事実”に“気持ち”が伴います。

例えば大学生の二人が初めて

マレーシアに旅行に行ったとします。

帰国後ひとりは「食事も美味しいし観光も

良かったからマレーシア楽しかった!」と

他の友達に話をしました。

もうひとりは「マレーシア行って

きたんだけど蒸し暑いし、屋台で食べたら

お腹を壊しちゃうし楽しくなかった」と

他の友達に話をしました。

これは二人共「マレーシアに行った」と

いう“事実(事柄)”は共通なんですが

一人は「楽しかった」、もうひとりは

「楽しくなかった」と“気持ち”は異なる

わけです。

“事実(事柄)”は同じでも“気持ち(感じ方や

考え方)”は人それぞれ異なります。

 

次に例えば人は「昨日の夜、歯を磨いた」

とか「きのうコンビニでコピーした」と

いうような話を人にするでしょうか?

 

“歯を磨いたら歯が完全に真っ白になった”

“コピーしたら一枚一万とられた”という

ようなことなら話をするでしょうが

普通は話をしませんよね。

 

何ででしょうか?

 

それは歯を磨いた、コピーをしたという

“事実(事柄)”のみの話で“気持ち”が

伴わないからです。

 

結論を言うと

人は

“気持ちが伴わない話”

“心が動かない話”

はしないんです!!

 

よって話を聴くポイントというのは

“気持ち”を聴くということなんです。

 

そしてまた“事実(事柄)”に伴う“気持ち”は

人それぞれ異なるので“気持ち”を聴く

必要性はさらに強くなるわけです。

 

お子さんは話をするとき

この“気持ち”がわかって欲しいのです!

 

解決のためにお子さんの気持ちを聴きましょう。

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