不登校・ひきこもり|いつになったら解決するのかと思ったときに 2
大宮で不登校・ひきこもりの心理カウンセリングをしております、
田村メンタルヘルスケア代表の田村です。
前回は見通しが立たず不安が強い時は
スモールステップで今やれることを
やっていくという話をしました。
今回はやはり先が見えない時の
親御さんのセルフケアについてです。
やはり親御さんも人間なので
どうしても波があり精神的にも
身体的にもいい時と悪い時があると
思います。
よってストレスケアは必須です。
①これは当たり前のように多くの
親御さんがやっておられることですが
本やブログを読まれたり、セミナー
などに参加され知識を増やすという
ことです。
このことによって現状がわかるように
なり少しでも見通しがたち不安が
減ります。
②これも当たり前のように実行して
おられる方が多いとは思いますが
自分の不安な気持ちを人に話すと
いうことです。
不安な気持ちを聴いてもらうことにより
ストレスは減ります。
配偶者や自分の親であったり
不登校のお子さんを抱える親御さん
カウンセラーなどです。
③親御さんが自分の好きなことを
やるということです。
それは仕事でも趣味でも家事でも
何でも構いません。
あるお母さんは家の中を片付け
物を捨てて整理することにより
ストレスケアになり、それによって
家庭の雰囲気が良くなったとのこと。
素晴らしいことです!!
これは親御さんが変化することにより
周りも変わってきて家庭の雰囲気が
良くなるという典型的な例です。
好循環ですね( ^∀^)
ご本人に余裕ができたので
部屋の整理ができたのでしょうが
やはり今の自分にできることを
するということが大切です。
無理をする必要はありません。
④あと焦りは禁物です。
心配性の親御さんは待ちきれず、つい
お子さんに何か言いたくなってしまう
ことが少なくありません。
それが往々にして時期尚早で
あることが多いのです。
やり直しが効くのでいいのですが
解決を早めたいのであれば
急がば回れです。
⑤要求を高めないということです。
特に完璧主義の親御さんはお子さんに
要求を高めやすくなってしまいます。
つい少し良くなってきたらもっともっとと
自分でも無自覚で要求してしまうのです。
よって、そこに気づきスモールステップで
充分という気持ちでやっていきましょう。
次回に続きます。
この記事へのコメントはありません。