不登校・ひきこもりブログ

不登校・ひきこもりに関するお役立ち情報を日々お届けしていきます。

大宮で不登校・ひきこもりの心理カウンセリングをしています、
田村メンタルヘルスケア代表の田村です。

 

「オレはもう生きていても仕方ない」

「もう死ぬしかない」

といった発言。

 

リストカットといった行為。

 

不登校やひきこもりのお子さんの親御さんは、

お子さんのこういった行動や発言に

ビックリさせられ相当なショックを

受けるケースも少なくありません。

 

そのショックは当たり前で相当なものだと思います。

 

場合によってはパニックになったり

精神的に追いつめられたりといったことにも

なります。

 

しかし、これらは多くの場合、親を困らせたい、

すなわち親の気を引く行為なのです。

本人たちは無自覚でしょうが。

 

確かに死にたいぐらい苦しいということも

少なくありません。

 

しかし本当に求めているのは安心、安全で

いられる居場所です。

 

自分を受け止めてくれる、ありのままの自分を

認めてくれる人や場所を求めています。

 

それはすなわちか多くの場合、

親御さんであり家庭です。

 

親御さんにお子さんへの愛情がないわけでは

ないのですが、無条件の愛情を求めているのです。

 

場合によっては、回復途中であったり

初期段階であったりいろいろな時期で

そういった言動があるのですが、

いずれにしても

 

「なんでそんなことするの!」

とか

 

「どうしてそんなバカなこと言うの」

 

等で問いつめるより精神的に

難しいかもしれませんが、本人の話をしっかりと

否定せず受け止め、そしてまずは共感しましょう。

 

そしてその後で

「お母さんは○○の話を聴いてびっくりしたし心配だわ。

でもお母さんは○○のことを心から愛しているし、

いてくれるだけでいいと思っているわ。

だからそんなことはしてほしくないわ」

 

というように私表現で無条件の愛情も伝えましょう。

 

しかし、自殺に関してはうつ病の場合

発作的なものもあります。

 

うつ病は完全に病気なので

しっかりとした治療が必要になります。

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