不登校やひきこもりのお子さんの気質
大宮で不登校・ひきこもりの心理カウンセリングをしています、田村メンタルヘルスケア代表の田村です。
不登校やひきこもりのお子さんは大変繊細で独特の感性を持つ芸術家タイプが多いです。
そして、一人の時間を好みます。
社交的な気質を持ち併せていない場合は、あまり話をしないタイプも多いです。
もしくは、家の中や親しい友達や趣味の合う友達のみには饒舌になるタイプも少なくありません。
しかし、親御さんが大変話好きで社交的、エネルギッシュ、そしてお子さん同じ気質を併せ持っていない時は、お子さんと正反対なので、お子さんのことをよく理解できないはずです。
勿論、その場合お子さんからしても親御さんの気質は理解できないと思います。
気質が異なるときはお互いにわかりづらいのです。
場合によっては相手が、同じ人間かと思うくらいわからなかったりします。
だから社交的な親御さんからしたらほとんど外に出ず人と会わなかったり、ずっと部屋にいられることじたいが理解できませんよね。
自分には考えられない、信じられないという親御さんがよくおられますが、気質を知らなければ仕方ないことだと思います。
また、この場合だと親御さんが一方的に話をして、お子さんが聞き役ということも多いのです。
これは、大変よくあるケースです。この場合、まずはお子さんのコミュニケーション能力が向上することがほとんどありません。やはり、親御さんが一方的に話をするのでほとんど話のキャッチボールがないからです。やはり、将来を考えるとこれは、改善したほうがいいのです。
そして、最も重要なのが、親御さんが一方的に話をすることによって、お子さんが話ができず本人が自覚、無自覚問わずストレスがたまるということです。やはり、お子さんは自分の話を聴いてほしいのです。
よって、不登校やひきこもりのお子さんの親御さんが話好きな場合は、意識して話を聴かないと
どうしても親御さんが主導権を握って話をしてしまうので気をつけてください。
気質が異なるときはお子さんの気質を理解しようという努力が必要なのです。
他にも特徴的な気質は、あるのですがそれはまたということで。
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