不登校やひきこもりのお子さんの良いところを認めてほめる
大宮で不登校・ひきこもりの心理カウンセリングをしています、田村メンタルヘルスケア代表の田村です。
不登校やひきこもりのお子さんの良いところを認めてほめるということをされていますか?
人間は基本的にほめられて怒る人はいませんし、また自分を認めてくれない人の話は聞きません。
よって日頃からいいと思っているお子さんの性格や習慣、言動そして、うまくいったこと等を
ことばにして伝えましょう。
ほめられるということは“自分が他者から大切にされたい”という心の欲求のベースを満たすのでメンタルヘルスにはいいことです。
また、不登校やひきこもりのお子さんは、自信のない子が多いので尚更、そういったことは必要になってきます。
しかし、日本人は“ほめる”というより“欠点を修正する”という傾向が強いのでほめたり、ほめられたりというスタイルにあまり慣れてない方が多いと悪います。
よって、そういったことを口にするということに照れなどもあり、抵抗がある方も多いと思いますが、ぜひことばにして伝えてみて下さい。
ただ重要なポイントがあります。
何でもかんでもほめてしまうとお子さんが無自覚で親御さんからほめられる(認められる)ために
行動を起こしてしまう可能性があります。
よって親御さんが本当に良いと思っているお子さんの性格や習慣、言動そしてうまくいったこと等のみをほめてあげて下さい。
これは大変重要なことなので気をつけて下さい。
下記に例がありますので、参考にしてください。
〈例〉
「○○はやさしいね。おじいちゃんとおばあちゃん、いつも喜んでるよ。お母さんも嬉しいよ」(性格)
「○○はいつも買い物に行ってくれるからお母さん助かるよ」(習慣)
「○○、ゴミ捨てに行ってくれてありがとう」(言動)
「○○、その考えは長い目でみたらいいことだね」(考え方)
「○○、ボランティア大変だったろうけどよく頑張ったね!」(うまくいったこと)
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