不登校・ひきこもり|イイコの弊害とその原因とは
大宮で不登校・ひきこもりの心理カウンセリングをしております、
田村メンタルヘルスケア代表の田村です。
“いやだなー”
“でも言ったら責められたり、嫌われたりするからいやだな”
“やっぱり言えないなー”
多くの不登校やひきこもりのお子さんはこういった傾向があると思います。
やはり 親や友達の怒りをかいたくない
仲間外れはイヤだ
嫌われるのが怖い
常識的だと思われたい
好かれたい
いいやつと思われたい
といったように人の目が気になるのです。
だから言わない方が安全だと自分の本当の気持ちを隠して生きてきたのです。
しかし、多くの日本人は皆こういった傾向があります。
やはり日本の歴史や文化からすると仕方ないし、ある意味それが日本を発展させてきたともいえるわけです。
しかしながら、それも度をこえると問題です。
多くの不登校やひきこもりのお子さん、というより限りなく100%に近い不登校やひきこもりのお子さんはイイ子です。
他人の顔色を気にして生きています。
しかし、この原因は多くの場合、幼少期のトラウマからきています。
トラウマといっても接死体験といったことではなく多くの場合、日常生活におけるちょっとしたことによってできたトラウマです。
それによって“本当の自分”を隠し”偽りの自分”で生きているのでメンタルヘルスに悪影響がでるのです。
これらは、自分の潜在意識からくるものなので自分でコントロールすることが難しいので
イイ子になるのは仕方ないことなのです。
よって解決するには、そのトラウマを取り除いた方がいいのですが、まずは自分の気持ちを少しずつ伝えられるようになるために家庭で親御さんが話を聴いてあげるところから始めましょう。
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