不登校・ひきこもり|お子さんが求める心の欲求とは その1
大宮で不登校・ひきこもりの心理カウンセリングをしております、
田村メンタルヘルスケア代表の田村です。
不登校やひきこもりのお子さんと接する際に重要なのは”心の欲求”について知ることです。
普通の常識で判断してしまうと単に”やる気がない” “怠慢だ” 等に見えてしまうことも少なくありません。
しかし、そういった見方をしているといつまでたっても解決の見込みはないでしょう。
人間は愛されたい、認められたい等、他者(多くは育ての親)から大切にされたいという欲求がまずはあるのです。要は”自分をわかってほしい”という気持ちです。
一見、この欲求を”良くない欲求”と捉える人もいます。
しかし、これは世界中の誰もに共通する欲求です。
そーです!
不登校やひきこもりの人はこの”心の欲求のベース”が極端に満たされていないのです。
普通に学校生活を送っている人や社会生活を送っている人も完璧に満たされている人はいないでしょう。しかし、問題なのは極端に満たされていない場合です。
この欲求は10歳までに満たしたほうがいいと言われていますが、現在は7才くらいまでにと言われています。よって満たされていない場合は育て直しをする必要があるのです。
その場合どうしたらいいのでしょうか?
これは不登校やひきこもりのお子さんの年令は関係ありません。
小学生はもちろんのこと例え20代のお子さんでも同じなんです。
そしてまたこれは親御さんの愛情がないということではありません。
親御さんの与える愛情とお子さんの求める愛情にズレがあると捉えることができます。
そこに関してはまた次回に...
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