不登校・ひきこもり|デジタル思考のお子さんの背中を軽く押す
大宮で不登校・ひきこもりの心理カウンセリングをしております、
田村メンタルヘルスケア代表の田村です。
最近のお子さんの特徴として
“デジタル思考”傾向にあります。
特に不登校やひきこもりのお子さんはそういう
傾向があります。
これは理論や事実などを重要視した
思考です。
そして「白か黒か」「0か100か」で
判断してしまう傾向にあります。
できるかできないかわからないけれど
とりあえずやってみるという
スタンスがないということです。
人生はやってみないとわからないと
いうことが多く、やってだめなら
そこでまた考えればいいし
だめだった場合でもその経験が必ず
あとで生きてくるので最初から
できないと思ってやらない場合
チャンスをのがしてしまう可能性も
あります。
デジタル思考自体はいいとか悪いの
問題ではありません。
ただ物事に取り組みにくいという
ことが経験やチャンスというものを
逃してしまう可能性があるという
ことです。
また“完璧主義”タイプも多く大変
まじめで誠実、責任感や正義感が
強い等いい面が沢山ありますが
できるか、できないか
考えすぎてなかなか行動できないと
いう傾向にあります。
よってデジタル思考で完璧主義タイプの
場合、“石橋を叩いて渡らない”と
いうことも少なくありません。
よって親御さんはお子さんが何か
やってみたいことがあって
どうしようか悩んでいて相談を受けた
場合、そしてお子さんがそれに
挑戦できる精神状態である場合には
「(お母さんは)無理しなくても
いいけれどやってみたいと思う
気持ちがあるならやってみたほうが
いいと思うよ。合わなかったらすぐ
やめればいいし。それでもいい
経験になると思うよ」
というような感じの私表現で背中を
軽く押してあげて下さい。
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