不登校・ひきこもり|極度に自分を責めてしまうお子さん
大宮で不登校・ひきこもりの心理カウンセリングをしております、
田村メンタルヘルスケア代表の田村です。
不登校やひきこもりのお子さんと親御さんの確執はよくある傾向ことです。
特にお母さんに対し
“過干渉だった”
“話を聴いてくれなかった”
“いつも怒られてばかりいた”
“いつも否定されて育った” 等
ネガティブな感情がある場合が多いのです。
しかし、お母さんは精一杯の愛情を注ぎこんできたはずです。
これらはよかれと思ってやったこと、もしくはよくないとわかっていてもついやってしまうことによることがほとんどです。
例えば過干渉に関していえば多くの場合は、親御さんの心配性から来ることがほとんどです。
要はお母さんの気質からくることが多く仕方ないことであります。
どちらかというと上記のネガティブ感情は怒りでエネルギーが強い子に多いのですが、気質的に反対に自分を責めてしまうお子さんもいます。
“自分がダメだから愛してくれないんだ”
“自分が悪いから話を聴いてくれないんだ”等です。
こういった子たちは自覚、無自覚にかかわらず、なかなか自分の気持ちを伝えられず、親御さんの顔色を気にして生活をしています。
自尊心は当然かなり低下していて、強い罪悪感を持っていたりする傾向があります。
この場合、そのお子さんは、自分の感情を見ないことにしてスルーしてしまったり、否定したり、ごまかしたりしている傾向があるのでまずは自分の感情を見つめるというところから始めなければなりません。
要は自分の体を攻撃して免疫を落としてしまうネガティブ感情を体から放出しなければ
なりませんがその手始めとしてまず自分の感情を認める必要があるということなのです。
抑圧は本来の自分を歪めてしまい生き辛くします。
それが解決への早道です。
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