不登校・ひきこもりブログ

不登校・ひきこもりに関するお役立ち情報を日々お届けしていきます。

大宮で不登校・ひきこもりの心理カウンセリングをしております、
田村メンタルヘルスケア代表の田村です。

今回はカウンセリングについてです。

顕在意識というのは、事柄や事実など自覚、意識できるレベルの領域です。
要は思考やことばなど左脳が働く領域です。

それに対し潜在意識は無自覚、無意識レベルの領域です。
直感、連想、イメージなど右脳が働く領域です。

顕在意識は、よくいわれるように、海の上に出ている氷山の一角です。
海の中に隠れている氷山のほとんどが潜在意識に該当します。

それだけ人間のココロというのはわからないということですね。

カウンセリングにおける傾聴というものは顕在意識レベルを扱います。

クライエントとしては今まで誰にも話しをしたことがない悩みを話すことができ、とても解放され気持ちが楽になります。
また、話の中にある気持ちに共感してもらえると癒されます。

不登校やひきこもりのお子さんを抱える親御さんは、これによってお子さんの気持ちを楽にすることができます。

以前書きましたが、悩みには必ず気持ちや感情が伴います。
気持ちは潜在意識と顕在意識の間に位置します。

よってもう少し深いカウンセリングだとその気持ちと感情(前回感情については説明しました)をヒントに
潜在意識(無自覚である)レベルにあるその人の本当の要求を探ります。

悩んでいる人は何が問題かわかっていなかったり、頭の中で考えが堂々巡りしたりしているわけです。

なので、本当に求めているものがわかることにより問題解決のために自分がどうしていったらいいかわかるようになります。

そして、さらに深いカウンセリングは、いわゆるセラピーといわれるものでさらに深い潜在意識を扱います。
催眠療法といったものです。

場合によっては、本人も覚えていない様な過去を扱います。

そして、その時、満たされなかった自分の欲求を満たすことにより深い癒しをもたらします。
そして今まで自分が無自覚でつけていた仮面も剥がれより自分らしく生きやすくなります。

どのレベルのカウンセリングがいいとか悪いとかの問題ではなく、今のその人にあったカウンセリングが必要なわけです。

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