不登校・ひきこもり|思い込みで行動を変えられない
大宮で不登校・ひきこもりの心理カウンセリングをしております、
田村メンタルヘルスケア代表の田村です。
「親切にするべき」
「話すべきではない」
といった “べき”や
「成功しなければならない」
「がんばらなければいけない」
といった“~しなければならない”
これらの“思いこみ”に人生をコントロールされていませんか?
これらは幼少期に何らかの形ですりこまれた“思いこみ”で自分では自覚出来ていないことが多いのです。
これはどういうことかといいますと、ある小1のこどもが初めてのテストで90点とったとします。
ほめられるだろうと思って親に見せたら「満点じゃないんだ」と言われてがっかりします。
このお子さんの親御さんは完璧でないと喜ばないわけです。
子どもは1人では生きていけません。
親の愛情が絶対的に必要なわけです。
よって親に喜んでもらえる(親の愛情を得られるよう)ためには“完全でなければならない”といった
“思いこみ”ができあがるわけです。
“思いこみ”は親や学校の先生、社会などによって作られますが決して彼らのせいではありません。
なぜなら同じ兄弟やクラスメイト全員が同じ“思いこみ”を持ってるわけではないですから。
そして、その“思いこみ”は大人になっても自分の行動を左右します。
なぜなら“思いこみ”が無自覚なことが多いので自分ではコントロールできないのです。
「完全でなければならない」といった“思いこみ”がある場合には、何をやっても完璧を目指して行動するため
自分が苦しくなります。
そして、それが続くため気力や体力もすり減ります。
何をやってもなかなか気持ちが満たされず幸福感が得られないことも多いでしょう。
不登校やひきこもりのお子さんは、この“思い込み”の数が多い傾向にあります。
しかし、ありがたいことにこの人生をコントロールされている“思いこみ”は書き換えることができるのです。
書き換えることによって今までの行動パターンから解放されて自分で人生をコントロールして
より自分らしく生きていくことができるようになるわけです。
しかし、解決するには自分の力ではなかなか難しいというのが実感です。
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