不登校・ひきこもり|過食はやめる必要はない
大宮で不登校・ひきこもりの心理カウンセリングをしております、
田村メンタルヘルスケア代表の田村です。
過食嘔吐がやめられれば摂食障害が解決すると思っている人は多いようですが、
これは現在の自分にとって必要なものです。
この行為によって自分の精神のバランスをとっているのです。
我慢してやめられるなら、とっくによくなっているはずなのです。
やめたくてもやめられないから悩むわけだし、過食するのはストレスから
きているので仕方ないことなのです。
よって過食を無理に抑え付けるのは、やめましょう。
我慢しても、さらにストレスフルになりもっとひどくなります。
そしてやめられない自分に対して罪悪感を抱いてしまい、さらにネガティブになってしまい
複雑化してしまいます。
不登校やひきこもりのお子さんに摂食障害も併せ持っている子もいます。
とくに女の子ですね。
不登校やひきこもり、過食はどちらもストレスの行動症状です。
メンタル的に少しずつ安定してくると過食という行為は自然になくなります。
できれば大本のストレスに目を向けましょう。
カウンセリングをしていると必ず原因となるストレスが見つかります。
しかし、複雑化している場合は玉ねぎの皮をむくように一枚一枚はいでいかなければなりません。
よって、過食の替わりとなるストレスに対する解決策が見つかるまでの間は過食に頼りましょう。
まずは自分を守ってくれている過食を認め、受け入れてあげて下さいね。
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