不登校・ひきこもりブログ

不登校・ひきこもりに関するお役立ち情報を日々お届けしていきます。

大宮で不登校・ひきこもりの心理カウンセリングをしております、
田村メンタルヘルスケア代表の田村です。

不登校やひきこもりのお子さんは、自分の気持ちや意見を我慢してしまい他人にうまく伝えられないことが大きな問題です。

人は他人とうまくコミュニケーションがとれる、すなわち他人の話をしっかりと聴け、自分の気持ちや意見をしっかりと伝えられればストレスは大幅に減ります。

よって人の顔色が気になり、言いたいことが言えない不登校やひきこもりの人は本人が自覚、無自覚にかかわらず大変大きなストレスを抱えてしまいます。

彼らが自分の気持ちや意見を言えるようになるにはまず家庭から始めなければなりません。

そう解決のためには、家庭からです。

なぜなら安心、安全な雰囲気が必要だからです。
何を言っても受け止めてくれるという安心感が必要なんです。
それは外では難しいことだからです。

そのためにまずは親御さんが見かけだけではなく心から本人の話を聴こうと思う覚悟が必要です。

聴いているふりではいつか本人に見抜かれてしまうでしょう。
不登校やひきこもりの人は自分をわかって欲しいという気持ちが大変強いのです。
気質的にもなかなか満足せず完璧を要求する執着気質の人が多いうえに”自分が他者から大切にされたい、愛されたい、認められたい”という心の欲求のベース部分が満たされていないからです。

話を聴くと喜んで話をする子、始めは少ないけれど日々段々と口数が増える子等いろいろなパターンがあると思います。勿論、全く口をきかないお子さんも多いことでしょう。

思春期の人は反抗期も重なりお母さんと話したくないお子さんもいるので一概には言えませんが多くの場合、家の中で話ができないお子さんが外でうまくやるのは厳しいわけです。

おこさんによっては話が止まらなくなり話し続ける場合も少なくありません。
しかしこれはいい方向に向かっている証拠なので話を聴いてあげてください。

よくあるのがお子さんの話が多すぎたり、話が飛んだりして共感しずらいという意見がありますがその場合は気持ちや感情のところをくり返してあげるといいと思います。
例えば「~して悲しかった」と言ったなら「悲しかったんだね」というような感じです。
同じ口調で繰り返して共感してあげるといいですよ。

いずれにしてもまずは家庭からということが当たり前ですが最重要です。

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