不登校・ひきこもりブログ

不登校・ひきこもりに関するお役立ち情報を日々お届けしていきます。

大宮で不登校・ひきこもりの心理カウンセリングをしております、
田村メンタルヘルスケア代表の田村です。

今回は親御さん本人が“心配性”の場合

です。

 

気質は遺伝なので、不登校やひきこもりの

お子さんが心配性が多いということは

当然親御さんが心配性であることは

少なくありません。

 

親御さん自身が心配性である場合

お子さんが登校渋りや完全不登校

ひきこもりになったばかりで

葛藤が激しい時はパニックに

なりやすい傾向があります。

そして過剰な心配、強い恐怖心などにより

思い込みによって妄想を作りやすくなります。

 

仕方がないのですが、それによって

悪い方に物事を考えてしまい対応が

悪循環になりかねません。

 

まずはそういった心配や恐怖心といった

気持ちを配偶者や両親、友人、専門家

などに聴いてもらいましょう。

 

ネガティブ感情を吐露することにより

少しは気が楽になります。

 

そして学校の担任、学年主任、両親

近所の人、専門家などの支援を得る

ことにより不安を減らし、ストレスを

減らしましょう。

 

そして先の見通しを得るため、

適切な対応を学びましょう。

これは必須ですね。

それにより不安の中でも安心感が増します。

 

お子さんが落ちついてきた後も常に

不安は強いと思うので話や気持ちを

聴いてもらうことは必須です。

 

またネガティブ感情が強いときは

思い込みが強くなる傾向があるので

すぐ反応しないでしばらく観察して

事実確認をしましょう。

 

しかし、心配性の親御さんは

心配性のお子さんの気持ちが

わかるので、そこは解決するには

大きなメリットです。

 

心配性のお子さんが常に持っている

不安や恐怖心、パニックになりやすい

こと、慎重であること、また疑いが

生じることによって思い込みが

強くなり妄想をしてしまう傾向が

あるということ等が理解できると

いうことは大きいです。

 

また大変な日々ではあると思いますが

少しでもゆっくりしたリズムで生活する

ことも大切なセルフケアになります。

 

いずれにしても心配性の気質は

変わらないので受け入れてうまく

付き合っていきましょう。

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