不登校・ひきこもりブログ

不登校・ひきこもりに関するお役立ち情報を日々お届けしていきます。

大宮で不登校・ひきこもりの心理カウンセリングをしております、
田村メンタルヘルスケア代表の田村です。

親御さんの中でやはり一番気になって

いるのはいつになったら解決するのか

ということです。

 

お子さんによって状況が異なるので

何とも言えませんが

例えば今お子さんがゲームにはまって

しまったり昼夜逆転、また歯を磨かない

服を着替えない、お風呂に入らないと

いった生活習慣の乱れ、あるいは部屋に

こもったきり出てこない、親との会話も

ないという時期だったとします。

 

親御さんはこれがいつまで続くのかと

不安になるわけです。

 

そう思うのは体験したことないし

当然のことと思います。

 

人は見通しが立たないと不安が強くなり

ストレスがたまります。

 

しかし、大抵の場合、それは到達地点

(解決して復学や社会復帰したところ)を

描いて、現状と比べてしまって

いるのです。

 

私がよく言う例えなのですが到達地点が

エベレストの頂上だとするといきなり

登山未経験者がそこに行くのは

無理ですよね。

 

通常はまず登山経験者の話を聞いたり

登山の本を読んだりして勉強したり

するのではないでしょうか。

また基礎体力をつけたりして体を

鍛えたりしますよね。

 

そして小さい山を登ったりして経験を積み

重ねると思います。

 

要はまず準備をしてして少しずつ

目標に向かいますよね。

 

そう、先を見すぎてしまうから

辛いんですね。

 

まずは始めから最後の目標を見ず

スモールステップで今やれることに

集中するということが大切なんです。

 

特に心配性の親御さんは先を見すぎて

不安になる傾向があります。

 

今の時点で理想をイメージすることも

悪いことでないのですが問題なのは

今と理想を比較してそのギャップに

苦しむことなんです。

 

よってスモールステップということが

大切になるわけです。

 

スモールステップを意識してやれば

お子さんの少しの変化が捉えられるようになり

目標に少しずつ近づいていることが実感できます。

次回に続きます。

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