不登校・ひきこもり|お子さんが部屋にこもりっきりになった場合には
大宮で不登校・ひきこもりの心理カウンセリングをしております、
田村メンタルヘルスケア代表の田村です。
不登校やひきこもりのお子さんの
対応には根気が必要です。
特に部屋にこもりっきりになって
しまった、親と口をきかない等の状態に
なってしまった場合には特に根気が
必要になってきます。
その場合まず焦らないということが
大変重要です。
やはりお子さんの変化のスピードが
遅いことが多いのでつい焦って
お子さんに何か働きかけすぎてしまう
わけです。
そしてそれによってさらに遅くなって
しまうという悪循環が起こる可能性が
あるのです。
やはりお子さんの状態に合った対応を
するということが必須です。
親御さんの待ちきれない気持ちも
わかりますがそこはグッと抑えましょう。
そして次に少ないチャンスを生かして
お子さんと接するということです。
お子さんは部屋にこもってゲームや
ネットに夢中になっており食事の時しか
接するチャンスがないというケースも
少なくありません。
しかもお子さんの健康を考え一生懸命
作った食事を運んでも何の反応もないと
いうことも多いわけです。
辛いですよね。
しかしながら辛抱のしどころです。
先の見通しがないので不安な気持ちも
強くなるでしょうがやはり続ける
しかないのです。
お子さんは何の反応もなくても
優しいことばをかけて食事を
持っていってあげましょう。
また少ない機会でも話すチャンスが
あるなら話を傾聴し共感的繰り返しを
しましょう。
もしお子さんが話をしなくても体を
気遣う言葉
“体の調子はどう?”などをかけたり
“おはよー”
“行ってきます”
といった挨拶の声かけをしましょう。
その積み重ね以外にないのです。
そしてそういったことをコツコツと
積み重ねていると必ず小さな変化が
あります。
それを見逃さないということが重要です。
今まで見れなかった笑顔が一瞬でも
見れたり、一言でも口を開いたと
いうようなことです。
勿論小さな変化が現れる時期は当然
個人差があるのでいつとはいえません。
しかし、辛抱強くやっていると
必ず変化はやってきます。
それを見逃さないということです。
やはり小さな変化であろうとそれは
確実に前に進んでいるということと
親御さんの対応がうまくいっていると
いうことの証明になるわけです。
そして励みになるわけです。
しかし、その変化があっても
今まで通りの対応は変えないで下さい。
それをコツコツ続けることです。
お子さんに寄り添い続けて下さい。
それにより気づいた時には始めと
比べると大きな変化になっていることが
少なくありません。
親御さんは大変ですがどうか辛抱強く
コツコツを続けていきましょう。
辛いときは友人や自分の両親、兄弟等に話を
聴いてもらましょう。
またわからないことがあるなら、自己流で
行動せず専門家に相談したほうが
いいでしょう。
支援があると楽になります。
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