不登校・ひきこもり|不登校やひきこもりもいい面が沢山ある
大宮で不登校・ひきこもりの心理カウンセリングをしております、
田村メンタルヘルスケア代表の田村です。
不登校やひきこもりはお子さんに
とっても親御さんにとっても
辛く苦しい大変なことだと思います。
なかなかそういう状態の大変さは、
他の人たちには、わかってもらいづらいですよね。
日々、ご苦労の連続だと思います。
しかし、物事には必ずいい面と悪い面が
あります。
よって大変な状況でしょうが、希望を持って
頂きたいので、今回はプラス面についてです。
①まず他人の痛みがわかるようになると
いうことです。
もともと不登校やひきこもりに
なるようなお子さんは他人の痛みが
わかる優しい繊細なお子さんが多いの
ですが、さらに自分が体感することにより
強化されます。
それは素晴らしいことだと思います。
復学や社会に出てから必ず役にたちます。
②また若い頃に転んだ経験がある人は
強いです。
人間一度大きく転びしっかりと解決した
なら抵抗力がつき強くなるものです。
③自分の頭で考え行動し、失敗しながら
自分で修正していき、また親御さんの
適切な対応により心の欲求の
ベース部分が満たされることにより
自立心が養われます。
よって以前より精神的にも安定し
心が折れにくくなります。
④自分の頭で考え行動するようになると
自分に向いていることや好きなことがより
明確になりメンタルヘルスにとっては
いいことです。
それによって自分の進みたい道が
明確になることも多いです。
お子さんは部屋の中でも親御さんの
知らない間にかなりの知識を身につけて
いることも少なくありません。
またもともと優秀なお子さんが多く
親御さんが心配するほどではない
ケースも多いです。
そしてしっかりと解決すると吸収力や集中力がアップして
今までの分が挽回でき、もしくはそれ以上になることも少なく
ありません。
⑤親御さんもお子さんを通して多くの
ことを学んでいらぅしゃると思います。
勿論、私もお子さんや親御さんから
多くのことを日々学ばせて頂いています。
決してお金では買えない貴重なものを。
これは好循環ですよね。
⑥そしてなんといってもお子さんに
よって以前にも増して“家族関係”が
良くなるということです。
“親子の絆”が深まるわけです。
様々な経験によって家の中心である
お母さんがちょっとやそっとでは
崩れない礎となるなるわけです。
繊細であったり心配性であったりしても
以前とは異なります。
他にもまだありますが主なことを
記しました。
すべてお金では決して買えない
素晴らしい財産です。
お子さんは勿論親御さんも苦しんだ
分だけ数多くのプラス面があるわけです。
“お前は何をいっているんだ。
今はそれどころじゃない”という
親御さんもいらっしゃるかもしれません。
しかし、お子さんがどんな状態であれ
希望を持っていて欲しいのです。
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