不登校・ひきこもり|お母さんが悪循環のパターンになり冷静な判断ができないとき
大宮で不登校・ひきこもりの心理カウンセリングをしております、
田村メンタルヘルスケア代表の田村です。
お子さんの不登校やひきこもりが、
早期解決している家庭は親御さんが
現実を受け入れ、いい意味で開き直って
悩みながらも焦らずやっているところが
多い傾向にあります。
しかし理屈ではわかっていても
そうできないお母さんもいらっしゃいます。
まずは極度の心配性の方です。
やはり目先のことにパニックになりやすく
また悪い方、悪い方に妄想してしまいます。
そしてもうひとつはこだわりの強い
執着気質をもったお母さんです。
どうしてもいろいろなことにこだわりがあり、
なかなか先にすすめないのです。
最後に最もネックになるのが
こういった気質のマイナス面を増強
させてしまう過去のトラウマです。
これがあると心配性の恐怖心や妄想を
より強くしてしまいやすくなります。
また執着気質がある場合は自分の中で
こだわりがより強くなりわかっては
いてもなかなか前向きになれません。
このふたつの気質を持ちさらに
トラウマが強いとお母さん自身の問題が
大きくなる傾向にあります。
よってなかなか安心安全な家庭にならず
解決しづらくなります。
こういった方の場合はまずは自分の
気質を理解することが必要です。
そしてストレスがかかった時に
その気質のマイナス部分がどうでるのか
そしてそれに対する対処法を
理解することも必要です。
次にストレスがかかった時の自分の
受け止め方や感じ方とその時に起こる
身体反応や気分、行動パターンそして
それに対して今まで自分が取ってきた
対処法による悪循環のパターンを自分で
気づき理解することが必要です。
なかなか自分一人では、難しいかも
しれません。
そして最後にその悪循環のパターンを
変えるために受け止め方や行動パターンを
変えられるか等の検討。
それが自分の意志で変えられないのなら
それに関与するトラウマが存在するため
それを癒していくといった作業が
必要になります。
こういったことをやっていくことにより
自分を理解できるようになり
ストレスに対する対処の仕方が
変わってきます。
それによってどんな状況になっても
自己対処できるようになり
冷静な判断が可能となります。
また問題解決を早めることが
できるようになります。
この記事へのコメントはありません。