不登校やひきこもりのお子さんが感情や気持ちを解放する必要性
大宮で不登校・ひきこもりの心理カウンセリングをしています、田村メンタルヘルスケア代表の田村です。
“先が見えなくて不安や焦りがある”
“動けない自分に対して怒りがある”
“親に迷惑をかけている自分に罪悪感がある”
多くの不登校やひきこもりのお子さんが言うことばです。
多くの不登校やひきこもりのお子さんが、ネガティブな感情をなかったことにしたり、そんなことを感じている自分自身に対してダメ出ししたりしてしまいます。
そして、お子さんによっては、ネガティブ感情は悪いものだと思い込み、感情を意図的に感じないようにしていたお子さんもいました。
それでは、いつまでたっても解決することはありません。
感情に気づかない、見ないふりをしていると結果として自分の本当の気持ちがわからなくなってしまい、道に迷ってしまいます。自分が本当は何をしたいのかということが見えなくなるということです。感情というものは、自分の方向性を教えてくれる貴重な道しるべなのです。
よって、不登校やひきこもりのお子さんが、まずは自分の感情や気持ちに気づくことができ、そしてそれを認め受け入れることができるようになるということが、最初のステップです。
大変、重要です。
そのためには、まず親御さんがお子さんの話を否定せず聴いてあげることが、必要です。
それによって、お子さん自身が自分の感情に気づいたり、その気持ちを伝えることができるようになります。
感情には善悪がありません。ネガティブ感情である 不安、怒り、悲しさ、苦しさ等は、今の自分に必要、意味があるから起こってくるのです。
感情や気持ちは潜在意識の中にある、本当の自分のしたいことを教えてくれるのです。
よって、自分の気持ちや感情に気づく、受け入れるということが何よりも重要なのです。
不登校やひきこもりのお子さんは、自分の感情がわからなくなっていることが多いのでそこに気づいたら、素直に認めて受け入れることからです。
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