不登校・ひきこもり|お子さんが小学校低中学年の場合 その2
大宮で不登校・ひきこもりの心理カウンセリングをしております、
田村メンタルヘルスケア代表の田村です。
今回は前回の続きです。
不登校のお子さんが小学校低中学年の場合、本人の心の欲求のベース部分を満たしてあげればいいという話をしました。
ということであればどうすればよいか?
本人の存在を認めてあげればいいだけです。
といいましてもそんなこともうとっくにやっているよ、そんなの当たり前だという親御さんも少なくないかと思います。
しかし、よくあるのが試験でいい点数をとったら好きなゲームソフトを買ってあげるとか、成績が上がったら○○のコンサート連れて行ってあげる等のようなことです。
これらは完全に条件付きの愛情です。小さいうちはこの条件付き愛情はできる限り避けたいものです。
小さいうちは親御さんの無条件の愛情を求めています。
成績が良くても悪くても、勉強をしてもしなくても認めてあげることができるか、できないか。ここが大変重要なところです。
しかし、親御さんとしてはお子さんの将来を考えて当たり前の行動だという方も少なくないかもしれません。そうなんです。当たり前ですが親御さんは愛情があるのです。
ただ不登校になるお子さんの親御さんに求めているものにズレがあるだけです。
この存在を認めてあげるという接し方だとどうなるかというと結果、その子が自分の個性を活かした生き方ができ結果楽しく人生を歩むことができるようになります。
それでは具体的にはどう接したらいいかというのは次回にまた。
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