不登校・ひきこもり|お父さんとお母さんの役割
大宮で不登校・ひきこもりの心理カウンセリングをしております、
田村メンタルヘルスケア代表の田村です。
今回は不登校やひきこもりのお子さんを抱えるお父さんとお母さんの役割についてです。
理想としてはお父さんもお母さんも不登校やひきこもりについて学ばれ、夫婦で相談し、方針や考え方が一致することです。そして家庭においてお子さんにとって安心安全な雰囲気が必要ですがその主な役目をお母さんが果たすというものです。
しかし、なかなか理想的にならないことが多いわけです。
時としてややこしいことになってしまったりします。
例えばよくあるのがお母さんがメンタル的に弱かったりしてお父さんがお母さんには任せられないということで必要以上にお子さんに対してアプローチしてしまったりです。
またはお父さんが不登校やひきこもりに対する理解がなく単にやる気がない、怠慢なだけじゃないかと考えてお母さんと考え方や意見が異なったりするケースです。そしてやはり必要以上にお子さんに対して現在のお子さんの状態ではきついと思われるようなことを言ってしまい解決にとって良くない方向にいってしまったりするわけです。
どちらにしてもお子さんやお母さんを精神的に追い詰めてしまいややこしいことになってしまうことが多いのです。
通常は、家庭において必要な雰囲気作りは通常はお母さんが果たした方がいいのです。
勿論、お父さんも関心をもちいろいろ学ばれるのは大切なことですし、素晴らしいことですがお父さんは一歩引いてお母さんの話を聴いたりしてお母さんを支えることに徹したほうがうまくいきます。
勿論お子さんの話を聴いてあげることもいいことです。
また一緒に映画を観に行ったり、趣味に付き合ったり等もいいことだと思います。後方で家族を見守るスタンスがいいわけです。
いずれにしても夫婦で意見が異なったとしてしてもお子さんの不登校やひきこもりの解決は家族の絆が深まる良い機会なので、できる限りコミュニケーションを取り続けてください。
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